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自治会・ひまわり会・地元有志による田植え体験を行いました。例年、士別市上士別町の体験農園「きたごりんファーム」で実施しています。この日は曇りで気温も低く、肌寒い天気でしたが、山村留学中の子どもたちは元気いっぱいに参加しました。田んぼに足を踏み入れると、「冷たい!」と叫びながらも笑顔が絶えませんでした。子どもたちの楽しそうな様子は、見ている大人たちにも笑顔をもたらしました。
田んぼの中にはお母さん方も参加しました。お母さん方は植えるのが難しい田んぼの端っこを担当します。「ふね」と呼ばれる容器の中にたくさんの苗を入れ、腰を曲げながら丁寧に植えていきます。まっすぐな直線になるように気を付けながらも、植えるのに夢中になりすぎて斜めになることもあります。その度に、田んぼの上から見学するお母さん方が「曲がっているよ!」と声をかけて修正を促します。協力しながらの作業に、田植えの難しさと楽しさを実感しました。
田植えを開始してから2時間後、無事に作業を終えることができました。皆で力を合わせて植えた苗が、秋に向けて順調に育つことを願っています。今年も豊作になるよう、日々の手入れを大切にしていきます。これからも地域の皆さんと一緒に、こうした体験を通じて絆を深めていきたいと思います。
山村留学のプログラムに参加している子どもたちにとって、このような体験は貴重な学びの機会となります。自然と触れ合いながら、農業の大切さや地域のつながりを学ぶことができます。また、保護者の皆さんとの交流も深まり、地域全体で子どもたちを育てていく姿勢が強く感じられました。次回のイベントも楽しみにしています。
