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教育公務員特例法21条には「教員は絶えず研修と修養に努める」と記載されているように、どの学校でも校内研修を行っています。本校は「学びを深め表現する児童生徒の育成の実現に向けて」を研究主題としており、2校時目に5年生が理科「ふりこ」の授業で教員全員で参観し学び合いました。
本時の学習の目標は、今までの学習を生かし、○秒ふりこを作るために必要な条件を考え実際に制作するというもの。授業では、前回の学習を振り返り、児童の定着に落ちがないかまず確認しましました。そして「どのようにすると、○秒ふりこを作ることができるのだろうか」と授業する先生が課題設定します。児童2人はそれぞれ秒数を設定し、予想をノートに書き込みます。
教師の想像を超えて、それぞれ1往復が0.76秒、1.29と設定しました。参観する先生方も内心、「うーん難しそうだな」と考えていましたが、実験を何度か繰り返していくうちに設定していく数字に近づいていきます。そしてついにぴったりの数値がでるようになりました。2人の児童は大喜びです。最後に「まとめ」と「振り返り」をして授業を終えました。そして一人の児童「あー今日はぐっすり眠れる!」とつぶやき、もう一人の児童は「ふりこの学習が今日で終わるのが悲しい!」とのこと。明日は英語で校内研修を行います。